予測不可能❕
はじめに
今まで日本の選手にスポットを当ててご紹介してきましたが
今回初めて海外選手のモーレゴード選手の試合を分析していきます。
モーレゴード選手は型にはまることなく
創造性豊かなプレースタイルが特徴です。
良いか悪いかは別にして
日本の指導ではなかなかこのような独創性豊かな選手の登場は
難しいなと感じてしまいます。
しかしながら、「甘いマスク」とファンを楽しませるプレースタイルで
人気を博し、卓球の実力も中国と互角で渡り合える選手ですので
憧れる卓球人も多いと思います。
そんなモーレゴード選手の試合分析を前編・後編で分けて
お届けいたします。
是非、最後までご覧ください。
モーレゴード選手得点パターン
この試合でモーレゴード選手の総得点は【58点】です。
58点の内訳をグラフで見ていただきます。
まずは得点パターンです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上
モーレゴード選手の得点パターンは
約半分の46%が「サーブ3球目」と「レシーブ4球目」に
なっております。
サーブとレシーブからのパターンが確立しており
このパターンにはまるとモーレゴード選手に
試合の主導権を渡すことになってしまいます。
モーレゴード選手失点パターン
この試合でモーレゴード選手の総失点は【54点】です。
54点の内訳をグラフで見ていただきます。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上
※今回は映像が途切れており、見れていない点数が1点ございます。
見れていないところは、映像なしと表記しております。
失点につきましても
「レシーブ4球目」「サーブ3球目」が多くなっており
多少のリスクを背負いながら狙っているのが分かります。
またラリー戦でも失点の割合が多くなっておりますので
モーレゴード選手に勝つには
なんとかラリーに持ち込んで、
戦いを挑むのが良いのではないでしょうか。
さいごに
モーレゴード選手のプレースタイルは
日本人選手でいうと「伊藤美誠選手」に
近いと思います。
両者ともに
サーブ、レシーブの種類が多く、
カウンターでもドライブだけではなく
スマッシュ気味に打ち返せるのが特徴です。
また、ブロックについても
カット気味のブロック・横回転をかけたブロックと
試合で色々な技術を出せる凄みが
両者にはあるのではないでしょうか。
今後、日本の男子選手でも
このような創造性豊かなプレイヤーが
出てきてくれることを願っております。
そのような独創的なプレイヤーが
1人、2人と出てくることで
また一歩、世界のトップに近づくことが
できるのではないでしょうか。
次回も引き続き「モーレゴード選手」の
試合分析「技術編」をお届けいたしますので
お楽しみに❕
ご訪問ありがとうございました。
ぎりゅう
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