世界卓球2022【中国】伊藤美誠選手対王曼昱選手 ~前編~

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日本の絶対的エース


はじめに

☆伊藤美誠選手プロフィール

  • 生年月日:2000年10月21日生まれ
  • 出身地:静岡県磐田市
  • 身長:152cm
  • 戦型:右利き・シェーク裏・表前陣速攻型

世界卓球2022より伊藤美誠選手対王曼昱選手の

試合を分析していきたいと思います。

伊藤美誠選手は先日の第3回パリオリンピック選考会において

平野選手・張本選手に敗れてしまい、涙を流すシーンが印象的でしたが

日本の絶対的エースであることは間違いないです。

また、現在の日本で一番世界に通用しているのも伊藤選手ですし

この敗戦を糧にして、さらに大きくなった伊藤選手が見れると信じております。

そんな伊藤選手の世界卓球での「王曼昱選手」との試合を

振り返っていきます。

試合には負けましたが、どちらが優位に試合を進めていたかというと

伊藤選手だったと感じる試合内容でした。

しかしながら、試合展開では押されながらも

我慢強い卓球で勝利した「王曼昱選手」は立派でしたし、

かっこよくもありました。

さすが中国代表の選手です。

そんな中国選手にパリオリンピックでは勝てると信じて

これからも伊藤選手を応援していきたいと思っております。

伊藤選手得点パターン

この試合で伊藤選手の総得点は【35点】です。

35点の内訳をグラフで見ていただきます。

※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上

伊藤選手失点パターン

この試合で伊藤選手の総失点は【43点】です。

43点の内訳をグラフで見ていただきます。

※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上

得失点パターンについて

伊藤選手の得点パターンを見ると

中国選手を相手にラリーで得点できていることが分かります。

これは常に前陣で多彩なバックハンド・強力なフォアスマッシュという

武器を持っているからではないでしょうか。

この武器をさらに磨いて、

ラリーを相手選手が嫌がるようになっていければ

早い段階で相手選手がリスクを負ったプレーになりますし、

さらに得点の幅が広がるのではないでしょうか。

また、レシーブからの展開からの得点が多く

サーブからの展開で得点できていないことが課題としてあげられます。

サーブ力の高い伊藤選手でも苦戦するということは

王曼昱選手のレシーブ力が非常に高い証拠ですが

その壁を越えていかなければ、なかなか勝利が見えてこないと感じました。

サーブ力だけでなく、サーブからの3球目のコンビネーション、

サーブから5球目までの得点パターンを増やしていければ

十二分に勝機があると思います。

ここまで中国選手と戦えるのは

世界を見渡しても伊藤選手がトップを走っております。

是非、パリオリンピックで嬉し涙を流している伊藤選手が見れるように

応援していきます。

次回、後編をお届けいたしますので

お楽しみに❕

ぎりゅう

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