時代は変わる
現在は絶対的レシーブ有利時代
今回は今まで試合分析してきました
全日本卓球選手権決勝において
サーブでの得失点・レシーブでの得失点を
ご紹介いたします。
一昔前まではサーブが絶対有利でした。
ゲーム前のジャンケンにて勝てば「サーブ」と
誰もが口を揃えておりました。
レシーブやコートを選ぶようなら
変わった人だと思われていたのではないでしょうか。
しかし、皆様ご存じの「チキータ」が出てきたことにより
その時代はどのように変わっているのでしょうか。
今後の卓球界において
知らないでは済まされない知識になりますので
是非、下記4選手のグラフをご覧ください。
グラフ参考試合
- 水谷選手・・・2006年度全日本選手権決勝 対戦相手 吉田海偉選手
- 吉村選手・・・2011年度全日本選手権決勝 対戦相手 水谷 隼選手
- 張本選手・・・2017年度全日本選手権決勝 対戦相手 水谷 隼選手
- 戸上選手・・・2021年度全日本選手権決勝 対戦相手 松平 健太選手
サーブ得失点
4選手ともに得点数が失点数が上回っております。
吉村選手・戸上選手はほぼ五分の得失点ですが
ここがサーブの最低ラインではないでしょうか。
レシーブ得失点
レシーブの得失点をみると
非常に時代の流れが分かるのではないでしょうか。
如実にチキータが確立してきた歴史と
レシーブからの得点数が増えております。
戸上選手はサーブの時は五分五分の得点であり
レシーブの時に得点を量産しております。
これからの卓球戦国時代を生き抜くには
レシーブで貯金・サーブで投資
グラフを見ていただいて分かるように
時代が進むほどレシーブでの得点が増えております。
少し前の時代までは
サーブで貯金を増やし、レシーブで思い切って1点を
取りに行くスタイルの人が多かったと思いますが
今から、そして未来は完全に逆転しています。
レシーブではチキータからの展開で得点を重ね
サーブで五分の得点を狙う。
レシーブが苦手な人は、
今後より一層の工夫が必要になってくるでしょう。
サーブの時は得点取られて当たり前だと考えて
思い切っていく戦術が増えてくると思いますので
時代の波に取り残されないよう
この結果を頭に入れて練習に取り組んでください。
僕は卓球人全員を応援しております。
少しでも役に立てる情報を発信していきますので
どうぞ宜しくお願いいたします。
ご訪問ありがとうございました❕
ぎりゅう
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