世界ユース2022【U-19女子決勝】張本美和選手対木原美悠選手 ~前編~

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卓球界の宝❕


はじめに

☆pickupプレイヤー:張本美和選手

プロフィール

  • 生年月日:2008年6月16日生まれ
  • 出身地:宮城県仙台市
  • 身長:164.5cm
  • 戦型:右利き・シェーク両面裏ソフト・ドライブ型

今回は世界ユース2022【U-19女子決勝】より

張本美和選手が木原美悠選手と戦った試合を分析していこうと思います。

結果的には1-4で負けてしまいましたが、

試合内容を見ると決して悲観する内容ではなく

勝機もありましたし、勝ってもおかしくない内容でした。

その中で、チャンピオンに輝いた木原選手は

1球に対する集中力も凄まじいものがあり

絶対に優勝するという強いメンタルも持ち合わせていました。

本当におめでとうございます!

張本選手は今回残念ながら負けてしまいましたが

この敗戦を必ず糧にして、

飛躍してくれると思います。

それでは、この試合の分析を見ていきましょう❕

張本選手得点パターン

この試合で張本選手の総得点は【42点】です。

42点の内訳をグラフで見ていただきます。

※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上

張本選手失点パターン

この試合で張本選手の総失点は【48点】です。

48点の内訳をグラフで見ていただきます。

※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上

張本選手得失点パターン考察

張本選手の一番の得点パターンは「サーブ3球目」になりますが

失点パターンの一番も「サーブ3球目」になります。

この「サーブ3球目」の精度を上げて、

サーブ3球目でのミスを減らすことができれば

ガラッと試合展開が変わると思います。

実際、サーブ3球目での得点が11点・失点が12点と

1点ですが失点が上回っております。

1点でも得点に変わっていれば

得点が上回り、試合展開も変わってきます。

簡単に言っておりますが、

この1点を逆転させる為には

練習量ももちろんですが、

サーブ力の向上も必要になるでしょう。

両ハンドのドライブは非常に安定もしていますし、

パワーもありますので、失点パターン上位の

「サーブ3球目」・「レシーブ4球目」の精度向上が

試合に勝てるようになる為の1番の課題ではないでしょうか。

張本選手は今後必ず日本のエースとして

日本を引っ張っていく選手であることは疑いようのない事実です。

その上で日本のエースとして

世界で金メダルを獲得できると思いますので

頑張ってほしいと思います。

張本美和選手を心より応援しております。

ぎりゅう

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