THE モデル🎈
今回はモデルに転身しても不思議ではない
女子卓球界の「早田ひな」選手の試合分析を
お届けいたします。
分析した試合は、
2020年全日本選手権女子決勝の
「石川佳純選手」との試合です。
早田選手は左利きではあるものの
両ハンドのドライブを得意とする正統派であり
皆様の多くが目指している戦型ではないでしょうか。
その目指している戦型の得点パターンを知らずして
本当に目指していると言えるのでしょうか。
この試合分析をみて、
どのように早田選手が得点を重ねているのかを知って、
目指したほうが効率が良いのではないでしょうか。
皆様が、少しでも早く上達できるように
是非、最後までご覧ください。
それでは、早田選手の得点・失点パターンです。
早田選手得点パターン
この試合で早田選手の総得点は【53点】です。
53点の内訳をグラフで見ていただきます。
まずは得点パターンです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上
以前、記事にアップしたこともありますが
「レシーブ絶対有利」が実際にデータとして
でております。
得点パターンの1位と2位がレシーブからの展開であり、
そこに「サーブ」が続いてきますので
早田選手は必然的に勝利に近づくことができております。
現代卓球の理想の形ではないでしょうか。
続いて失点パターンです。
早田選手失点パターン
この試合で早田選手の総失点は【39点】です。
39点の内訳をグラフで見ていただきます。
こちらが失点パターンです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上
「レシーブ4球目」「サーブ3球目」での
失点が多くなっておりますので
この数字が改善できれば
さらに上を目指していけるのでは
ないでしょうか。
また、失点パターンの3位が「ラリー」になっておりますが
早田選手は両ハンドの安定感・威力ともに
兼ね備えておりますので、
ラリー中の少しの工夫で、こちらも改善できると思います。
得点・失点パターン総括
早田選手は豪快な両ハンドドライブに目が行きがちですが
やはりレシーブ力・レシーブからの展開力が
非常に優れているなと感じました。
レシーブでも「チキータ」「逆チキータ」等の
技も豊富で、台から出てくるサーブには強力なドライブで
攻めていけます。
その上、サーブも多彩で、総得点53点のうち9点を
サーブで獲得しております。
伊藤美誠選手にも言えることですが
サーブを構える位置の工夫をしている選手が
サーブで得点が多いように感じます。
日頃から、サーブを武器にするために
練習し、工夫している証拠ではないでしょうか。
次回は早田選手の得点技術をお届けいたします。
こちらも必見となっておりますので
是非お越しください。
ご訪問ありがとうございました。
ぎりゅう
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