吉村真晴選手2011年度全日本選手権優勝~後編~

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ぎりゅう
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ゴルフのスコア101でした。ぎりゅうです。

ご訪問ありがとうございます。

前回に引き続き、吉村真晴選手の試合分析を

見ていただきたいと思います。

水谷選手に勝つ高校生の吉村選手が

どのような技術で得点を重ねて優勝にたどり着いたのか。

メンタルや戦術も大切です。

しかし、メンタルや戦術は「技術」の上に成り立ってくることが多いです。

この技術に焦点を当てて、分析結果をご覧ください。

吉村選手得点技術

それでは吉村選手の得点技術をご紹介いたします。

グラフをご覧ください。

吉村選手の場合、得点を取る技術は

「フォアドライブ・バックドライブ・サーブ」が

上位3つの技術に入っており、イメージと非常に近いのではないでしょうか。

しかしながら、上位3つ以外の技術でも

「23得点」しており、総得点の約3分の1を占めております。

これらの技術もレベルが高く、重要なポイントを占めているのでは

ないでしょうか。


吉村選手失点技術

続いて失点した技術の内訳をご紹介いたします。

グラフをご覧ください。

やはり使用頻度が高いフォアドライブでの失点が

群を抜いて多いことが分かりました。

またフォアドライブの安定感があるイメージの吉村選手ですが

それでも得点20点・失点19点となっております。

そして2番目に多い失点が「ノータッチ」となっております。

これは相手が水谷選手であることが関係している可能性もあるかもしれませんが

吉村選手がコースを読んで、思い切った戦術を取るタイプという見方もできます。

これは、今後吉村選手の別の試合での検証が必要になりますね❕

吉村選手の感想

日本の卓球界を見たときに

水谷選手の台頭後、トッププレーヤーの世代交代・低年齢化が

一気に加速したと感じております。

そして水谷選手が日本で盤石の地位を築き上げたときに

高校生の吉村選手が全日本の舞台で水谷選手に勝ちました。

高校生とは思えない技術力・戦術力・メンタルを兼ね備えた

優勝だったと思います。

この優勝から10年余り経ち、

新しい才能がどんどん出てきておりますが

吉村選手もまだまだ若いので、

もう一度、全日本のシングルスでタイトルを取ることを期待しております。

また試合マナーも良く「美卓球」の吉村選手には

卓球界の良きモデルとしても活躍し続けてほしいです😀

ぎりゅう

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