水谷隼選手
ご訪問ありがとうございます。
初めて試合分析をご紹介するにあたり、卓球の長い歴史を紐ほどいても
この選手以外いないだろうと思っております「水谷 隼」選手に
フォーカスを当ててご紹介いたします。
現在TVなどのメディアで、見ない日はないといっても過言ではないですし
日本卓球の世界での地位を築き上げた実績を含め
卓球界への功績は歴代№1です。
皆様もそう思いませんか?
水谷選手がいなかった卓球界を考えるとゾッとしますよね。
また、水谷選手に憧れ卓球を始めたり、
水谷選手のプレースタイルを真似された方も多いのではないでしょうか。
そんな皆様に水谷選手の試合での得点や失点の内容をご教示いたします。
試合分析とは練習への根拠
皆様も一度は水谷選手の試合を見たことがあると思います。
どのような印象をお持ちでしょうか。
何気なく試合をみている皆様にとっては「サーブが上手」とか「ラリーに強い」とかの印象でしょう。
僕もそうでした。今回ブログを始めるにあたり、試合を分析するまでは、、、
何気なく水谷選手はサーブが上手いから、サーブ練習を多くしようと思いませんでしたか?
そして1週間後には練習を怠っておりませんか?
何気なく感じて起こす行動では長くは続かないんですよね。
皆様が一番よくご存じなのではないでしょうか。
そこで必要になるのが【根拠】です。
その技術がなぜ必要なのか、根拠を持って練習に取り組むのと
決まったルーティンのように、何気なく練習に取り組むのかで
効果は歴然の差を生み出すとは思いませんか?
早速、【2006年度全日本選手権決勝 水谷隼選手対吉田海偉選手】の試合をご紹介いたします。
※今回は水谷選手側の視点です。
得点パターン
この試合で水谷選手の総得点は【51点】です。
51点の内訳をグラフで見ていただきます。
まずは得点パターンです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上の展開です。
「サーブ」「レシーブ」「サーブ3球目」で総得点の62%を占めております。
失点パターン
この試合で水谷選手の総失点は【40点】です。
そして失点パターンのグラフです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上の展開です。
「ラリー」「レシーブ」「サーブ3球目」で総得点の64%を占めております。
得点パターンと失点パターンを踏まえて
こちらのグラフをみていかがでしたでしょうか?
皆様それぞれのご感想をお持ちだと思います。
皆様一人一人、戦型や得意なこと、苦手なことが違うとは思いますが
やはり「サーブ」「レシーブ」「サーブ3球目」が非常に大事なのではないでしょうか。
個人的には水谷選手の失点パターンで一番多いのがラリーということにも驚きです。
ラリーになるまでミスしないんですね、、、驚愕です。
尚、今回の試合動画はこちらです。
次回は、同じ試合の水谷選手得点技術と失点技術についてご紹介いたします。心よりご訪問お待ちしております。
ぎりゅう
コメント