世界で活躍❕❕
今まで男子の卓球分析をご紹介してきましたが
女子の分析も待ってますという声に応えまして
2022年全日本卓球選手権女子決勝の「伊藤美誠選手対早田ひな選手」の
試合をご紹介いたします。
伊藤美馬選手は東京オリンピック女子シングルスで銅メダルを獲得し
世界のトップに一番近い日本人選手です。
伊藤選手を分析することにより、良いところを吸収し、
今よりも一歩でも前に進んでもらえたら嬉しいです😀
伊藤選手得点パターン
この試合で伊藤選手の総得点は【52点】です。
52点の内訳をグラフで見ていただきます。
まずは得点パターンです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上
※今回は映像が途切れており、見れていない点数がございます。
見れていないところは、映像なしと表記しております。
申し訳ございませんが、ご了承ください。
伊藤選手の場合、速攻型の選手ということもあり
「サーブ~3球目」「レシーブ~4球目」までに72%の得点を獲得しております。
それを可能にしているのが、独特のサーブと多彩なレシーブです。
サーブ力とレシーブ力が非常にレベルが高いことが
改めて分析することにより、浮き彫りになった結果です。
伊藤選手失点パターン
この試合で伊藤選手の総失点は【36点】です。
そして失点パターンのグラフです。
※ラリーはサーブ5球目以上、レシーブ6球目以上の展開です。
※今回は映像が途切れており、見れていない点数がございます。
見れていないところは、映像なしと表記しております。
申し訳ございませんが、ご了承ください。
失点パターンについても得点パターンと同じように
「サーブ3球目」「レシーブ~4球目」での失点が58%と多くなっており、
早い段階で積極的に攻めていっているのが分かります。
先日荻村伊智朗氏の本を読んだのですが
その中に出てくる「51%理論」に非常に近い卓球ではないでしょうか。
51%理論とは簡単に言うと自分の強打できる確率が51%の場合は
すべて強打していく。100回打てれば、51対49で勝てるという理論です。
もう少し51%理論が気になる方は、「笑いを忘れた日」を是非読んでみてください。
この51%理論が正しいのかは分かりませんが、
ラリーまで持ち込ませずに得点・失点が決まっていくので
相手としては非常にリズムの掴みにくい選手として映っているのではないでしょうか。
得失点のパターンをみて
今回の伊藤選手の試合分析により、
改めて卓球はサーブ・レシーブが大切で、
サーブとレシーブの技術の差で勝負が決まるといっても
過言ではないです。
ドライブやブロックなどの精度より
絶対的にサーブとレシーブの精度が試合では重要です。
試合に勝ちたいと飢えている人は
サーブ練習とレシーブ練習にすべての時間を費やしてください。
みなさんだってわかっているはずです。
サーブとレシーブが一番大切なことを。
でもいつの間にかドライブ・フットワーク・切り替えの練習を
していませんか?サーブの練習どれだけしていますか?
練習の配分を考え直してみてはいかがでしょうか。
次回、伊藤美誠選手2022年全日本卓球選手権女子優勝~後編~を
6月16日(木)20時30分にアップいたします。
是非、お楽しみに❕
ご訪問ありがとうございました。
ぎりゅう
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